楽天ホームルーター「Rakuten Turbo」の悪い評判は本当?実際に契約して速度や使用感をレビュー

楽天ホームルーター「Rakuten Turbo」の悪い評判は本当?実際に契約して速度や使用感をレビュー
楽天モバイルが提供する5Gインターネット接続サービスのRakuten Turbo。高速な5G通信を利用できますが、評判や口コミはそれほどよくはありません。
今回は、Rakuten Turboの評判や口コミが真実かどうかを紐解き、実際に使用して速度や使いやすさなどを検証しています。Rakuten Turboの評判が気になる人や、契約を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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Rakuten Turboは評判は悪い?悪い口コミとその理由

まずは、結論から。実際に楽天ホームルーター「Rakuten Turbo」でゲームをプレイした結果、ラグも少なく音声の途切れもなく快適でした。
ですが他の利用者の評判を調査した結果、それほど口コミは良くなかったのです。結論から言うと、実際の仕様や情報、ネット上の口コミを参照してみたところ、評判の悪さは次の項目が原因になっています。

  • 月額料金が高い
  • 端末代が高く、無料にならない
  • 楽天モバイルとの割引が無い
  • 楽天ポイントが貯まらない
  • 対応エリアが狭い
  • 5G対応エリアが狭い
  • パートナー回線(au回線)が使えない
  • 登録住所以外の場所では使えない
  • 各項目の内容を、以下で詳しく解説します。

    月額料金が高い

    Rakuten Turboの月額料金は、4,840円です。Rakuten Turboと同じ5Gを利用できるサービスの料金を比較してみましょう。
    サービス名月額料金
    Rakuten Turbo4,840円
    WiMAX+5G4,040円
    docomo home 5G4,950円
    Rakuten Turboはdocomo home 5Gより低額ですが、端末料金の分割払い分を考慮すると、最も高くなります。実際に、口コミでも月額料金の高さが指摘されています。
    以上のことから、Rakuten Turboの料金メリットはないといえるでしょおう。

    端末代が高く、無料にならない

    Rakuten Turboは端末代が高く、無料にならない点もデメリットです。
    Rakuten Turboの端末代は41,580円で、一括・24回払い・48回払いから選択可能。支払回数ごとの料金は以下を参照してください。
    支払回数支払金額
    一括41,580円
    24回1,732円×24回
    48回866円×48回
    ネット上の評判を見る限りでも、端末代の高さにネックを感じている声が多く見られました。
    端末代はキャンペーンで0円になる会社もあるため、無料にならないRakuten Turboの端末代は割高だといえるでしょう。

    楽天モバイルとの割引は?今なら20,000円分キャッシュバック

    楽天モバイルとのセット割引が先日開始されました。

    楽天ターボと楽天モバイルのセット割引に関するキャプチャ

    Rakuten最強プランを契約する場合、楽天ターボと楽天モバイルと併用すると20,000円分のポイントキャッシュバックを受け取ることができます。

    更に、docomo home 5Gやソフトバンクエアー、WiMAXなどは対応するキャリアとプランに入っていれば、月々1,000円程度のセット割引が適用されます。

    一方、Rakuten Turboは割引が効かないため、ドコモやソフトバンク、auユーザーであれば対応する会社と契約したほうがお得になるケースも。

    20,000ポイントのキャッシュバックはかなり大きいので、申し込むならキャンペーン中の今がおすすめです。

    \今なら20,000円分キャンペーン中!!/ Rakuten Turboに今すぐ申し込む

    楽天ポイントが貯まらない

    Rakuten Turboを利用しても、楽天ポイントが効率よく貯まるようなサービスは提供されていません。
    同じくRakuten Mobileが提供しているRakuten UN-LIMIT Ⅶでは、楽天市場での買い物の際にポイントアップができるサービスが行われています。
    Rakuten Turboの利用ではポイント優遇サービスがないため、楽天ポイントを貯めたい人は注意しましょう。

    対応エリアが狭い

    Rakuten Turboの対応エリアは、他社と比べて狭い点もデメリットです。対応エリアの詳細は「Rakuten Turbo 対応サービスエリア」を参照してみてください。
    口コミでも、エリアの狭さを指摘する声が目立っています。Rakuten Turboの契約を考える際には、対応エリアかどうかは必ず確認しておきましょう。

    5G対応エリアが狭い

    Rakuten Turboは4Gだけでなく、5G対応エリアが狭いのも難点です。docomo home5Gなどの他社と比べても狭い点は大きなデメリットだといえるでしょう。
    口コミでも、やはり5G対応エリアの狭さがネックになっているようです。

    パートナー回線(au回線)が使えない

    楽天モバイルのスマホでは、楽天モバイルのエリア外でもauが提供しているパートナー回線を使って接続が可能です。
    しかし、Rakuten Turboではパートナー回線を利用することができません。Rakuten Turboを利用したい人は、パートナー回線エリアを抜いてもエリア内かどうかをチェックしてみましょう。
    実際の口コミでも、パートナー回線が利用できないことに対してのマイナスなコメントが見られました。

    登録住所以外の場所では使えない

    Rakuten Turboは、登録した住所以外の場所では利用することができません
    そのため、どこでも利用できるタイプのサービスと比べて、引っ越し時には手続きをしなければいけなかったり、別の場所で利用したりすることは不可能です。
    この使い勝手の悪さも、Rakuten Turboのデメリットのひとつだといえるでしょう。ネット上でも指摘する声が見られました。

    Rakuten Turboは遅い?実際に使ったレビュー

    実際に契約したRakuten Turbo
    ここからは、Rakuten Turboを実際に利用してみた使用感や実測値などを解説します。
    Rakuten Turboの利用を検討している人や、公表スペックと発揮できるスペックの違いなどを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

    5G回線なら下り最大2Gbps超

    まずは、Rakuten Turboで利用するホームルーター「Rakuten Tubro 5G」の基本的なスペックを確認しておきましょう。
    項目概要
    サイズ(H×W×D)約148×約110×約110 (mm)
    重さ約774g
    通信速度LTE受信時:最大391Mbps
    LTE送信時:最大76Mbps
    sub6(5G NSA)受信時:最大2.1Gbps
    sub6(5G NSA)送信時:最大218Mbps
    最大接続数128台
    Rakuten Turboは5G回線であれば、下り最大2Gbps超のスペックを誇っています。しかし、この数値はあくまで理論上の最大値(ベストエフォート)のため、実際に出る速度は異なります。
    速度や通信状況の検証を以下で行っていますので、参考にしてみてください。

    5Gエリアでも屋内だと4G回線しか使えない

    実際に使用してみた結果、5G対応エリアだとしても屋内の場合は4G回線になってしまうケースがあることがわかりました。
    これはRakuten Turboだけの問題ではないのですが、5G回線は障害物に弱く、4GLTE回線と比べて電波が届きにくい特性をもっています。そのため、5Gが届かない場合は4G回線に切り替えられてしまいます。
    Rakuten Turboのルーターは据え置きタイプなので、基本的に屋内での利用を前提としています。目玉である5G回線が利用できないのは、大きなデメリットだといえるでしょう。

    Rakuten Turboで実際にAPEXをプレイしてみた結果…

    冒頭でご紹介した私の実際のプレイ動画は見ていただけましたか?未視聴の方はこちら「Rakuten Turboで実際にAPEXをプレイしてみた結果」から。
    総評としてはゲームプレイ自体は快適で、ラグも少なく音声の途切れもありません。とはいえ、劇的に速いというわけではありません。APEXのようなオンラインゲームをストレスなくプレイしたい人は、光回線などの固定回線を利用するとよいでしょう。

    速度測定結果!実測値・Ping値はそこそこ

    Rakuten Turboの実際の速度を計測したところ、以下のような結果となりました。
    Rakuten Turboの実際の速度
    Rakuten Turboのダウンロード速度は69.58Mbps、アップロード速度は96.24Mbps。Ping
    値は17mです。
    インターネット速度判定サービス「みんなのネット回線速度」によると、docomo home 5Gの平均ダウンロード速度は179.88Mbps、アップロード速度は19.67Mbps。平均Ping値は50.53msです。
    Rakuten Turboのほうがアップロード速度とPing値に優れているため、評判ほど遅かったり、通信が不安定だったりすることはないと考えてよいでしょう。

    Rakuten Turboで5Gが利用できる環境は?

    Rakuten Turboで5Gが快適に利用できる環境は、以下を目安にするとよいでしょう。
    上記の条件を満たしていたとしても、電波状況によっては5Gで接続できない場合もあります。また、5G該当エリア内であっても一部利用できない地域もあるため、注意が必要です。
    現在、Rakuten Turboでは8日間は返品・返金が可能なので、5Gに接続できるかどうかを確認してから利用することが可能です。5Gが利用できるか不安な人は、返品・返金サービスの利用も念頭に入れて申し込むとよいでしょう。

    【結論】Rakuten Turboは楽天モバイルの5Gエリア内の人にはおすすめ

    Rakuten Turboは月額料金は高いものの、5Gエリア内で5G回線に接続できれば比較的高速で安定した通信が可能だといえます。
    そのため、Rakuten Turboの(楽天モバイルの)5Gエリア内の人にはおすすめできます。Rakuten Turboの利用を検討している方向けに、以下で申込み方法や利用開始までの流れを解説していきますので、参考にしてみてください。
    \楽天モバイルの5Gエリア内の人におすすめ/ Rakuten Turboに今すぐ申し込む

    Rakuten Turboの申込み方法は「公式サイト」か楽天モバイルショップで可能

    Rakuten Turboの申し込み先は、「公式サイト」から行なえます。
    また楽天モバイルショップでも申し込みが可能です。楽天モバイルショップの検索は「公式サイト」から検索できます。
    以下の項目では、Webでの申し込みから利用開始までの流れを個別に解説します。

    Rakuten Turboの申込みから利用開始までの流れ

    Rakuten Turboの申し込みから利用開始までの流れは、次の手順を踏みます。

  • 対応エリアを確認
  • 公式サイトから申し込む
  • 製品(端末)を受け取る
  • コンセントにさしてWi-Fiを設定する
  • 各手順を、以下で詳しく解説します。

    対応エリアを確認する

    まずはRakuten Turboを利用する場所が対応エリアかどうかを確認しましょう。対応エリアは、「Rakuten Turbo 対応サービスエリア」を参照してください。
    郵便番号と住所を入力すれば、対応エリア内かをチェックできます。緑色の部分が5Gエリア、赤の部分は4G LTEエリアです。

    公式サイトから申し込みをする

    エリアの確認が終わったら、「公式サイト」から申し込み手続きを進めていきましょう。
    「Rakuten Turboに申し込む」をタップまたはクリックし、フォームの案内に従って項目をうめていきます。申し込み時には、以下の情報が必要です。

  • 楽天IDとパスワード
  • 製品の配送先住所や設置先住所
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)
  • クレジットカードや銀行口座の情報
  • 端末を受け取る

    Rakuten Turbo側で本人確認が完了すれば、端末が指定した住所に送られます。
    端末は申込完了後最短2日で到着しますが、審査状況や配送状況によっては1週間ほどかかる場合があります。

    コンセントにさしてWi-Fiを設定する

    端末が到着したら、端末をコンセントにさしてWi-Fiの設定をしましょう。設定に必要になるSSIDはパスカードや本製品底面のラベルに記載されています。
    Wi-Fiの一覧から該当するSSIDを選択して、接続すれば利用を開始できます。

    Rakuten Turboの基本情報まとめ

    ここからは、Rakuten Turboの基本情報をおさらいしていきます。
    手数料や端末代、契約期間など、重要なポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

    手数料・料金・端末代

    Rakuten Turboの手数料・料金・端末代は、次の表を参照してください。
    項目金額端末代
    契約事務手数料3,300円
    月額料金4,840円
    端末代41,580円
    手数料は契約事務手数料として、契約の際に3,300円がかかります。端末代は一括・24回払い(1,732円×24回)・48回払い(866円×48回)から選択可能です。

    契約期間

    Rakuten Turboには、契約期間の縛りや最低利用期間はありません
    他社にあるような2年や3年といった縛りがないので、その点は使いやすいといってよいでしょう。

    支払方法

    Rakuten Turboの支払い方法は、クレジットカード・デビッドカード・口座振替・代金引換(端末代のみ)が可能です。貯まった楽天ポイントを支払いに充てることもできます。
    端末代を分割払いする場合は、クレジットカードのみ利用可能なので注意しましょう。また楽天カード以外のクレジットカード払いは、一括か24回払いしか選択できません。

    解約方法

    Rakuten Turboの解約は、「my 楽天モバイル(Web版)」から手続きができます。
    ちなみに、最終月の請求金額は解約日までの日割り計算です。契約解除料はかかりません。ただ、端末代の残額支払いは継続になるため注意が必要です。

    Rakuten Turboがおすすめできない人は?

    Rakuten Turboがおすすめできない人は、以下のような項目があてはまります。

  • 安いホームルーターを利用したい人
  • 楽天モバイルの5Gエリア以外の人
  • オンラインゲームや動画配信をしたい人
  • 以下では、各項目がなぜおすすめできないのかを解説していきます。

    安いホームルーターを利用したい人

    Rakuten Turboの月額料金は4,840円で、他社の5GWi-Fiサービスと比べるとやや高めです。
    また端末代が高く割引も効かないため、ホームルーターを安く利用したい人にはおすすめできません。

    楽天モバイルの5Gエリア以外の人

    Rakuten Turboが利用できるエリアは、楽天モバイルと同様です。楽天モバイルの5Gエリア外で利用する場合は5G回線が利用できないため、Rakuten Turboのスペックを十分に発揮することができません。
    以上のことから、楽天モバイルの5Gエリア以外の人にはおすすめできないといえます。

    オンラインゲームや動画配信をしたい人

    Rakuten Turboはオンラインゲームの速度や遅延、ラグの少なさにこだわる人や、リアルタイムで動画配信をしたい人には向いていません。
    Rakuten Turboは光回線ではなくスマホと同じモバイル回線を利用するため、通信速度や安定性で光回線に劣ることが理由です。加えて高画質動画をサクサク観たい人など、大容量の通信が必要なコンテンツを楽しみたい場合もおすすめできません。

    上記に当てはまる人におすすめなネット回線は?

    上記に当てはまる人におすすめのネット回線は、光回線です。
    光回線はモバイル回線より速度や安定性に優れており、Rakuten Turboに比べると月額料金を抑えることができます。例えば、楽天ひかりのマンションプランは月額4,180円で、Rakuten Turboよりも低額です。
    もし何らかの理由で光回線の工事ができない、したくない場合は、docomo home 5Gやソフトバンクエアー、WiMAXなどの契約を検討するとよいでしょう。ただ、オンラインゲームや動画配信をしたいならば、光回線一択です。

    まとめ

    今回は、Rakuten Turboの評判や口コミなどを検証するとともに、デメリットや基本情報などを解説しました。
    Rakuten Turboの評判はあまりよくありませんが、楽天モバイルの5Gエリアにお住まいの方であれば、検討に値するといえるでしょう。とはいえ、他社の5G対応サービスを利用したほうが安くなることも。
    Rakuten Turboの利用を考えている人は、他社サービスともよく比較してから決めると失敗がありません。
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