フレッツ光からドコモ光へ転用するメリットやデメリットを完全検証!プロバイダやルーターについても解説
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- フレッツ光 光回線の評判・口コミ
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光コラボレーション大手のドコモ光。「フレッツ光からドコモ光に転用すると、お得になるの?」「フレッツ光の固定電話はそのまま使える?」など、転用に関してお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、フレッツ光からドコモ光に転用するメリットやデメリット、プロバイダやルーターに関する疑問なども解説していきます。
フレッツ光からドコモ光へ転用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
農業からWEBエンジニアへと転身し、10年以上の通信メディア運営経験を持つ。月間訪問数1,200万のメディアを運営し、ネット回線の悩みを解消。広範な知識で、ネット回線選びのアドバイザーとして活動。詳しく見る
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フレッツ光からドコモ光への転用はこんな人におすすめ
フレッツ光からドコモ光への転用は、以下のような人におすすめです。
- 月額料金を安くしたい
- ドコモのスマホを利用している
フレッツ光よりもドコモ光のほうが、月額料金が安くなります。さらにドコモのスマホを利用していれば、「ドコモ光セット割」で月々最大1,100が割引になることも。
以上のことから、月額料金を安くしたい人や、ドコモのスマホを利用している人は、フレッツ光からドコモ光に転用したほうが圧倒的にお得です。
フレッツ光からドコモ光へ転用するメリット
フレッツ光から、ドコモ光へ転用するメリットは、以下の6つです。
- フレッツ光よりも月額料金が安くなる
- ドコモ光セット割が受けられる
- ドコモ光にしても速度はそれほど変わらない
- フレッツ光電話の番号引き継ぎが可能
- 工事不要で解約金も0円
- dポイントが貯まる
各メリットを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フレッツ光よりも月額料金が安くなる
ドコモ光ドコモ光に転用すると、フレッツ光よりも月額料金が安くなります。実際に、フレッツ光とドコモ光の金額を比較してみましょう。
フレッツ光 | ドコモ光 |
---|---|
東日本:戸建て5,940円(+別途プロバイダ料金) / 集合住宅3,355円(+別途プロバイダ料金) 西日本:戸建て5,940円(+別途プロバイダ料金) / 集合住宅4,070円(+別途プロバイダ料金) | 戸建て5,720円〜5,940円 / 集合住宅4,400円〜4,620円 |
上記の表は、通信速度が1Gbps・各種割引適用前のプラン料金を比較したものです。フレッツ光は月額料金に加えて、別途プロバイダ料金も発生。
一方、ドコモ光はプロバイダ料金込みですので、ドコモ光のほうが安くなります。
ドコモのスマホを利用していれば「ドコモ光セット割」が適用
ドコモのスマホとドコモ光を利用すると「ドコモ光セット割」が適用されます。
ドコモ光セット割とは、ドコモのスマホとドコモ光をセットで契約していると、月々の携帯電話料金が最大で1,100円割引されるサービスです。
割引は家族も対象になり、三親等以内の家族なら誰でも、20回線まで利用できます。
例えば、家族3人がドコモのスマホをもっていて、ドコモ光を利用していれば、月間で3,300円、年間で39,600円もの割引が適用される計算です。
1回線だけでも適用されれば、フレッツ光よりもはるかにお得になるといえるでしょう。
ドコモ光セット割が適用されるのは、5Gギガホ プレミア・5Gギガホ・ガホ プレミア・ギガホ・5Gギガライト/ギガライトです。
他のプランやahamoでは適用されないので、注意してください。
速度もそれほど変わらない
ドコモ光の回線は、フレッツ光回線を利用しているため、速度はそれほど変わりません。回線品質も同じです。
ただ、光回線業者によって若干に速度差があるのも事実です。以下で、主要キャリアの光回線速度を比較してみました。
回線名 | 平均速度 |
---|---|
フレッツ光ネクスト | 平均ダウンロード速度: 267.75Mbps 平均アップロード速度: 219.66Mbps |
ドコモ光 | 平均ダウンロード速度: 277.73Mbps 平均アップロード速度: 234.84Mbps |
ソフトバンク光 | 平均ダウンロード速度: 325.96Mbps 平均アップロード速度: 253.36Mbps |
auひかり | 平均ダウンロード速度: 470.78Mbps 平均アップロード速度: 442.88Mbps |
フレッツ光ネクストと比べてみると、ドコモ光の速度はダウンロード・アップロードともに若干速いといえるでしょう。
ただ、上記はあくまで平均ですので、居住地や電波状況によって左右される点に注意が必要です。
フレッツひかり電話の番号を引き継げる
現在、フレッツ光のアナログ電話(固定電話)やひかり電話を使っている人は、ドコモ光に転用しても番号や機器をそのまま引き継げます。
ドコモ光は「ドコモ光電話」を提供していますので、ひかり電話からドコモ光電話へ切り替えが行われます。番号は変わりませんし、現在使っている機器も利用可能です。
ただ、引っ越しなどで居住地が変わると、電話番号も変更になるケースがあります。
気になる人は、申し込みの際にオペレーターに確認しておくと間違いがありません。
工事不要で違約金もかからない
ドコモ光に転用したときに、工事費がかからないのも大きなメリットです。
また、ほとんどの場合では工事も不要です。
また、ドコモ光はフレッツ回線を利用しているため、転用による違約金も発生しません。
しかし、契約事務手数料で3,300円の初期費用がかかりますので覚えておきましょう。
dポイントが貯まる
フレッツ光からドコモ光に転用すると、dポイントが15,000ポイントプレゼントされるキャンペーンが行われています。
申込方法は、あらかじめdポイントクラブ会員登録をして、「公式サイト」から申し込めば適用されます。
また、dアカウントをポイントカードやdカード、dポイントクラブアプリなどと紐付けておけば、料金の支払いや買い物時にdポイントが貯まります。
金額的には大きなインパクトはありませんが、長期間利用すればかなりお得になるでしょう。
高額なキャッシュバックキャンペーンを受けられる
GMOとくとくBBドコモ光の申し込みは、光回線のプロバイダや代理店からも可能で、各窓口がさまざまなキャンペーンを展開しているのが大きな特徴。
高額なキャッシュバック特典を用意している事業者も多くあります。
そんな代理店のなかでも、とくにおすすめできるのが、「GMOとくとくBB」です。
キャッシュバック額は最大で35,000円。転用で受け取れるキャッシュバックキャンペーンのなかでは、最高水準の金額です。
ただ、満額になるには、以下の条件を満たさなければいけません。
申込オプション | キャッシュバック金額 |
---|---|
ひかりTV(2年割)+DAZN for docomo | 35,000円 |
ひかりTV(2年割) | 18,000円 |
DAZN for docomoまたはスカパー!(1,800円以上の商品) | 15,000円 |
dTVまたはdアニメストア | 10,000円 |
なし | 5,500円 |
最大額を受け取るためには、ひかりTV(2年割)+DAZN for docomoへの加入が必要です。もし、ドコモ光だけの契約だと、キャッシュバック金額は5,500円まで下がってしまいます。
とはいえ、必要なオプションを付けたい人であれば、かなり魅力的な特典だといえるでしょう。
ちなみに、契約プランはドコモ光の2年定期契約プランです。定期契約ですが、縛りなしよりも月額料金が安くお得になります。
GMOとくとくBBは、ドコモが提携しているプロバイダなので、必然的にプロバイダはGMOとくとくBB一択になります。
「GMOとくとくBBって大丈夫?」と不安になる人もいるかもしれませんが、実績があり人気のプロバイダですのでご安心ください。
フレッツ光からドコモ光へ転用するデメリット
フレッツ光からドコモ光へ転用する際には、いくつかの注意点があります。
- プロバイダによっては解約金がかかる
- フレッツ光のポイントが消えてしまう
- ルーターの再設定が必要
- 事務手数料が3,300円かかる
- 通信速度の向上はそれほどない
各項目を、以下で詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
プロバイダによっては解約金がかかることも
フレッツ光からドコモ光に転用する際に、プロバイダを変更すると解約金がかかる場合があります。
解約金が発生するかしないか、金額はどのくらいかはプロバイダによって異なります。
主要なプロバイダの解約金をまとめたので、参考にしてみてください。
プロバイダ名 | 解約金 | 契約期間 |
---|---|---|
nifty | 0円 | なし |
OCN | 5,000円 | 2年 |
BIGLOBE | 5,000円 | 2年 |
So-net | 3,000円 | 2年 |
ASAHIネット | 2,200円 | 1年 |
plala | 0円 | なし |
解約金は0〜5,500円ほどがポピュラーですが、このくらいの金額であれば、転用で生じる月額料金の差ですぐにペイできるでしょう、
自分のプロバイダがどうなのかわからない人は、一度問い合わせてみて、転用で解約金がかかるかどうかを確認してみるのがおすすめです。
フレッツ光のポイントが消えてしまう
NTT東日本の「フレッツ光メンバーズクラブ」、NTT西日本の「CLUB NTT-West」のポイントは、転用では引き継げず、失効してしまいます。
いずれも、毎月の支払料金などによりポイントが貯まるため、長年フレッツ光を利用していると、ポイント残高がかなりある場合も考えられます。
転用する前には、ポイントが交換できないかを確認しておくのがおすすめです。
ルーターの再設定が必要な場合も
フレッツ光からドコモ光に転用した場合、接続方式によってはルーターの再設定が必要なケースがあります。
v6アルファ・v6プラスなどのIPv6(IPoE接続)では、基本的に接続設定は不要です。回線が切り替われば、そのまま利用可能です。
ただ、Wi-Fi利用をする際には、Wi-Fi設定が必要です。
一方、PPPoE接続の場合は、NTTからレンタルしているホームゲートウェイに、接続IDとパスワードの設定が必要になります。
Wi-Fi設定も同様です。
自分がどちらの接続方法かは、プロバイダによって異なりますので、わからない人は契約先のプロバイダに問い合わせてみてください。
契約事務手数料3,300円は必須
フレッツ光からドコモ光に転用するときには、工事費などの初期費用はないものの、契約事務手数料として3,300円がかかります。
ただ、契約事務手数料は転用や、光コラボから光コラボへの事業者変更でも必ず発生する費用ですので、避けることはできません。
各事業者のキャンペーンでも、無料にならないケースがほとんどです。
フレッツ光とドコモ光の料金の差を考えると、契約事務手数料を支払っても転用するのがお得です。
また、ドコモ光セット割が適用されれば、3,300円はすぐに相殺できるといえるでしょう。
通信速度はそれほど速くなるわけではない
フレッツ光からドコモ光に切り替えたからといって、劇的に通信速度が変わるわけではありません。
インターネットの速度を比較できる、「みんなのネット回線速度」
回線名 | 平均速度 |
---|---|
フレッツ光ネクスト | 平均ダウンロード速度: 267.75Mbps 平均アップロード速度: 219.66Mbps |
ドコモ光 | 平均ダウンロード速度: 277.73Mbps 平均アップロード速度: 234.84Mbps |
ドコモ光のほうが上り・下りとも若干高速ですが、ほぼ誤差の範囲内だといえるでしょう。
また、通信速度は戸建てかマンションか、Wi-Fi接続であれば電波が届きやすいかどうかなど、さまざまな要因で変化します。
場合によっては、フレッツ光よりも低速になることも考えられますので、過度な期待は禁物です。
フレッツ光とドコモ光は同じ回線を使っているので、基本的には同じ程度の速度だと考えておきましょう。
フレッツ光からドコモ光への転用の流れ
フレッツ光からドコモ光への転用は、以下の流れを踏みます。
- ①NTT(フレッツ光)で転用承諾番号を発行
- ②ドコモ光に転用で申し込む
- ③ドコモ光への切り替え完了後に機器を設定
各項目を、以下で解説していきますので、参考にしてみてください。
①NTT(フレッツ光)で転用承諾番号を発行する
ドコモ光に申し込む前に、まずはNTT東日本・西日本で転用承諾番号を発行します。
転用承諾番号とは、転用に必要な番号のこと。発行日から15日間の有効期限が設けられているので、取得後は早めに申し込みをしましょう。
転用承諾番号の発行は、東日本・西日本でそれぞれ以下となります。
- 【NTT東日本の場合】
- WEB:「光コラボレーション(転用)のお手続き」
- 電話番号:0120-140-202
営業時間:9時〜17時(年末年始を除く)
- 【NTT西日本の場合】
- WEB:「光コラボレーションモデルをご検討・ご利用中のお客さま」
- 電話番号:0120-533−1042
営業時間:9時〜17時(年末年始を除く)
②ドコモ光に転用で申し込む
転用承諾番号を発行したら、ドコモ光の公式ページや、各代理店の窓口から申し込みましょう。
公式でも代理店窓口でも、ドコモ光を契約することには変わりません。
自分に合ったキャンペーンや特典を用意している窓口から申し込むのが、最もお得です。
ドコモ光に申し込むと、後日オペレーターから折返しの電話があり、その際に本契約となります。
ドコモ光の開通日が決まれば、後は待つだけです。プロバイダから届く「開通のお知らせ」などの書類は、大切に保管しておきましょう。
③ドコモ光への切り替え完了後に機器を設定する
ドコモ光の開通日になれば、インターネットの利用を開始できます。
その際、v6アルファ・v6プラスなどのIPv6(IPoE接続)であれば、基本的に設定は不要ですが、Wi-FiのSSIDやパスワードの設定は必要です。
一方、PPPoE接続の場合は、NTTからレンタルしているホームゲートウェイに、接続IDとパスワードを設定しましょう。
ホームゲートウェイにログインする方法がわからない人は、「ひかり電話対応ルーター<ホームゲートウェイ(HGW)>接続設定(フレッツ光/ドコモ光)」を参照してみてください。
フレッツ光からドコモ光へ転用する際によくある質問
ここからは、フレッツ光からドコモ光へ転用する際の、よくある質問にお答えしていきます。
これまでの解説と重複する部分もありますが、転用後に後悔しないためにも、ぜひ確認してみてくださいね。
フレッツ光よりも月額料金は安くなる?
ドコモ光に転用すると、フレッツ光よりも月額料金は安くなります。
月額料金に加えて、スマホとドコモ光をセットで利用する、ドコモ光セット割を利用すれば、さらに実質的な月額料金を抑えることが可能です。
ドコモ光のほうが通信速度は速くなる?
ドコモ光はフレッツ光の回線を利用しているので、フレッツ光よりも通信速度が速くなるわけではありません。
実測値としては、だいたい同じくらいだといってよいでしょう。
通信速度は回線だけでなく、建物や電波の状態でも大きく変化します。
そのため、切り替えたら速くなる場合もあれば、逆に低速になるケースも考えられます。
フレッツ光からドコモ光に切り替えると解約金はかかる?
フレッツ光からドコモ光に切り替える際には、解約金はかかりません。
ただ、切り替えの際にプロバイダを変更すると、プロバイダの解約金がかかる場合があります。
解約金の有無はプロバイダによって異なりますので、自分が契約しているプロバイダに確認してみるのがおすすめです。
工事は必要?工事費はどのくらいかかる?
フレッツ光からドコモ光に転用する場合、工事や工事費はかかりません。
ただ、転用と同時に通信速度などを変更する場合は、工事・工事費が発生します。
固定電話はそのまま使える?
フレッツ光で利用しているアナログ電話(固定電話)やひかり電話の電話番号は、ドコモ光でもそのまま引き継ぐことができます。
ただ居住地が変わると、電話番号も変更になるケースがありますのでご注意ください。
ネットやルーターの再設定は必要?
v6アルファ・v6プラスなどのIPv6(IPoE接続)であれば、設定は不要です。
一方、PPPoE接続の場合は、NTTからレンタルしているホームゲートウェイに、接続IDとパスワードの設定が必要です。
まとめ
今回は、フレッツ光からドコモ光へ転用する際の料金比較や、メリットやデメリット、転用の流れなどを解説してきました。
フレッツ光からドコモ光へ転用すると、月額料金が安くなります。さらにドコモのスマホを利用していれば、月々で最大1,100円の割引が受けられるケースも。
料金面からすると、ドコモ光への転用はかなりおすすめです。
フレッツ光の料金が高いと感じている人や、転用を考えている人は、ぜひドコモ光を選択肢に入れてみてくださいね。